
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の養老鉄道 (桑名駅~多度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.9万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -8.7%( -5.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 13 件(1年前(2024年)に比べて -86.9%( -86件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 25.5年から +2.1 %増)。平均土地面積は 55.7 坪 (昨年 70.3 坪から -20.7 %減)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 41.5 坪から -11.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。下深谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下深谷駅で昨年に比べ +66.1 %、坪単価は 78.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(下深谷駅)は +66.1 %(坪単価 +31.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(桑名駅)は -18.5 %(坪単価 -13.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 29.7 % → 2025年 7.7 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 18.7 % → 2025年 15.4 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 % → 2025年 30.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった下深谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.8万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +66.1%( +31.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -18.5%( -13.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2024年)に比べて -83.6%( -61件/坪)と大幅に減少しています。)。
養老鉄道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桑名駅 | 59.3万/坪 (26.9年/55.1坪) | 72.8万/坪 (24.8年/66.9坪) | 77.0万/坪 (19.9年/71.3坪) |
播磨駅 | - | 61.6万/坪 (23.5年/61.9坪) | 60.2万/坪 (34.3年/105坪) |
下深谷駅 | 78.8万/坪 (15.0年/62.0坪) | 47.5万/坪 (23.9年/62.5坪) | 30.4万/坪 (27.9年/101坪) |
下野代駅 | - | 18.3万/坪 (37.7年/77.9坪) | - |
多度駅 | - | 33.4万/坪 (33.5年/146坪) | 54.1万/坪 (27.0年/91.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下深谷駅 78.8 万/坪(昨年同期比 +66.1 %)
下深谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.8万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +66.1%( +31.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 23.9年から -37.3 %減)。平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 62.5 坪から -0.8 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 44.4 坪から -11.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 23.9 年 → 2025年 15.0 年、-37.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.0 分 → 2025年 30.0 分、+42.9 %と大きく増加)
桑名駅 59.3 万/坪(昨年同期比 -18.5 %)
桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -18.5%( -13.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2024年)に比べて -83.6%( -61件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.9年(昨年 24.8年から +8.5 %増)。平均土地面積は 55.1 坪 (昨年 66.9 坪から -17.6 %減)。平均建物面積は 36.6 坪 (昨年 36.9 坪から -0.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 31.0 分 → 2025年 26.4 分、-14.9 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 29.4 % → 2025年 8.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 26.5 % → 2025年 33.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 19.1 % → 2025年 16.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示