【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR伯備線 (上石見駅～伯耆大山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -52.3％( -14.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 41.8年(昨年 27.1年から +54.1 ％増)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 152.8 坪から -32.7 ％減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 96.4 坪から -63.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(岸本駅)は -33.4 ％(坪単価 -10.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伯耆大山駅)は -60.4 ％(坪単価 -17.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 34.1 分 → 2023年 25.7 分、-24.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 ％ → 2023年 28.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 27.1 年 → 2023年 41.8 年、+54.1 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岸本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -33.4％( -10.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伯耆大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.5万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -60.4％( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| JR伯備線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上石見駅 | - | - | - |
| 生山駅 | - | - | - |
| 黒坂駅 | 3.1万/坪 (40.8年/87.7坪) | - | - |
| 根雨駅 | - | - | - |
| 武庫駅 | - | - | - |
| 江尾駅 | - | - | - |
| 伯耆溝口駅 | - | 11.5万/坪 (0年/227坪) | - |
| 岸本駅 | 20.4万/坪 (41.3年/195坪) | 30.7万/坪 (30.8年/231坪) | 57.3万/坪 (16.8年/278坪) |
| 伯耆大山駅 | 11.5万/坪 (42.4年/60.5坪) | 28.9万/坪 (25.3年/75.6坪) | 32.2万/坪 (19.3年/93.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岸本駅 20.4 万/坪(昨年同期比 -33.4 ％)
岸本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -33.4％( -10.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 41.3年(昨年 30.8年から +34.1 ％増)。平均土地面積は 195.1 坪 (昨年 231.4 坪から -15.7 ％減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 38.6 坪から +9.8 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 30.8 年 → 2023年 41.3 年、+34.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 47.0 分 → 2023年 53.0 分、+12.8 ％と増加)
伯耆大山駅 11.5 万/坪(昨年同期比 -60.4 ％)
伯耆大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.5万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -60.4％( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.4年(昨年 25.3年から +68.0 ％増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 75.6 坪から -20.0 ％減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 139.2 坪から -76.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 17.2 分、-42.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 25.3 年 → 2023年 42.4 年、+68.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示