【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の岳南鉄道 (吉原駅～岳南江尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.4万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +39.0％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 30.4年から -26.0 ％減)。平均土地面積は 80.0 坪 (昨年 91.8 坪から -12.8 ％減)。平均建物面積は 48.6 坪 (昨年 51.5 坪から -5.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。吉原駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは吉原駅で昨年に比べ +57.1 ％、坪単価は 52.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(吉原駅)は +57.1 ％(坪単価 +19.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岳南原田駅)は +1.1 ％(坪単価 +0.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 30.4 年 → 2022年 22.5 年、-26.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 37.7 分 → 2022年 32.1 分、-14.8 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 69.2 ％ → 2022年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吉原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.6万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +57.1％( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -36.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岳南原田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1.1％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 岳南鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 吉原駅 | 52.6万/坪 (21.6年/87.3坪) | 33.4万/坪 (29.2年/102坪) | 60.7万/坪 (20.9年/56.6坪) |
| ジヤトコ前駅 | - | - | - |
| 吉原本町駅 | - | - | - |
| 本吉原駅 | - | 39.7万/坪 (26.3年/84.7坪) | - |
| 岳南原田駅 | 38.8万/坪 (24.6年/63.0坪) | 38.4万/坪 (40.8年/58.2坪) | - |
| 比奈駅 | - | - | - |
| 岳南富士岡駅 | - | 36.7万/坪 (24.3年/56.0坪) | - |
| 須津駅 | - | - | - |
| 神谷駅 | - | - | - |
| 岳南江尾駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
吉原駅 52.6 万/坪(昨年同期比 +57.1 ％)
吉原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.6万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +57.1％( +19.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -36.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.6年(昨年 29.2年から -26.1 ％減)。平均土地面積は 87.3 坪 (昨年 101.8 坪から -14.2 ％減)。平均建物面積は 53.8 坪 (昨年 59.7 坪から -9.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 29.2 年 → 2022年 21.6 年、-26.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 40.9 分 → 2022年 34.6 分、-15.5 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 ％ → 2022年 42.9 ％)
岳南原田駅 38.8 万/坪(昨年同期比 +1.1 ％)
岳南原田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +1.1％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 40.8年から -39.7 ％減)。平均土地面積は 63.0 坪 (昨年 58.2 坪から +8.2 ％増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 22.7 坪から +60.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 40.8 年 → 2022年 24.6 年、-39.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 15.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示