【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜12月期の南阿蘇鉄道 (立野駅~高森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -26.2%( -8.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +11.1%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 35.7年(昨年 23.4年から +52.4 %増)。平均土地面積は 330.1 坪 (昨年 189.7 坪から +74.0 %増)。平均建物面積は 93.4 坪 (昨年 29.1 坪から +221.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(南阿蘇白川水源駅)は +1000.4 %(坪単価 +14.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中松駅)は -71.6 %(坪単価 -31.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 60.0 分 → 2021年 49.8 分、-17.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 23.4 年 → 2021年 35.7 年、+52.4 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった立野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.1万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +692.3%( +62.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -66.3%( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
南阿蘇鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
立野駅 | 71.1万/坪 (14.9年/237坪) | 9.0万/坪 (0年/81.7坪) | - |
長陽駅 | - | - | - |
加勢駅 | - | - | - |
阿蘇下田城駅 | - | - | - |
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅 | - | - | 38.8万/坪 (18.3年/260坪) |
中松駅 | 12.4万/坪 (31.5年/514坪) | 43.7万/坪 (22.0年/247坪) | 31.1万/坪 (8.6年/113坪) |
阿蘇白川駅 | - | - | 26.9万/坪 (24.5年/103坪) |
南阿蘇白川水源駅 | 1.5万/坪 (0年/96.8坪) | 38.8万/坪 (7.3年/163坪) | |
見晴台駅 | - | - | - |
高森駅 | 4.0万/坪 (48.7年/377坪) | 11.7万/坪 (31.8年/46.9坪) | 59.5万/坪 (0年/178坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南阿蘇白川水源駅 16.1 万/坪(昨年同期比 +1000.4 %)
南阿蘇白川水源駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1000.4%( +14.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 28.7 坪から +94.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 120.0 分 → 2021年 18.0 分、-85.0 %と大きく減少)
中松駅 12.4 万/坪(昨年同期比 -71.6 %)
中松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -71.6%( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.5年(昨年 22.0年から +43.2 %増)。平均土地面積は 514.3 坪 (昨年 247.0 坪から +108.2 %増)。平均建物面積は 96.8 坪 (昨年 34.3 坪から +182.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 45.0 分 → 2021年 30.0 分、-33.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 22.0 年 → 2021年 31.5 年、+43.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示