【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期のくま川鉄道線 (人吉温泉駅～湯前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.9万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +51.8％( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2022年)に比べて +44.4％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.8年(昨年 38.4年から -22.4 ％減)。平均土地面積は 117.7 坪 (昨年 215.5 坪から -45.4 ％減)。平均建物面積は 38.1 坪 (昨年 36.9 坪から +3.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。湯前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは肥後西村駅で昨年に比べ +524.7 ％、坪単価は 48.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(肥後西村駅)は +524.7 ％(坪単価 +40.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(湯前駅)は +52.6 ％(坪単価 +6.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 38.4 年 → 2023年 29.8 年、-22.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 42.2 分 → 2023年 24.8 分、-41.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 42.9 ％ → 2023年 11.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 ％ → 2023年 77.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった肥後西村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +524.7％( +40.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった湯前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +52.6％( +6.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| くま川鉄道線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 人吉温泉駅 | - | - | - |
| 相良藩願成寺駅 | - | 28.7万/坪 (53.3年/136坪) | 5.6万/坪 (46.8年/104坪) |
| 川村駅 | - | - | - |
| 肥後西村駅 | 48.2万/坪 (17.6年/104坪) | 7.7万/坪 (48.3年/363坪) | 44.1万/坪 (24.8年/182坪) |
| 一武駅 | 10.3万/坪 (30.3年/59.0坪) | - | - |
| 木上駅 | - | - | - |
| おかどめ幸福駅 | - | 25.2万/坪 (18.3年/121坪) | - |
| あさぎり駅 | - | 15.7万/坪 (41.9年/211坪) | 6.6万/坪 (0年/84.7坪) |
| 東免田駅 | - | 15.9万/坪 (23.3年/185坪) | - |
| 公立病院前駅 | - | - | - |
| 多良木駅 | 16.2万/坪 (38.3年/107坪) | - | - |
| 東多良木駅 | - | - | - |
| 新鶴羽駅 | - | - | - |
| 湯前駅 | 17.6万/坪 (42.8年/142坪) | 11.5万/坪 (0年/287坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
肥後西村駅 48.2 万/坪(昨年同期比 +524.7 ％)
肥後西村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +524.7％( +40.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.6年(昨年 48.3年から -63.6 ％減)。平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 363.0 坪から -71.4 ％減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 45.4 坪から -53.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 48.3 年 → 2023年 17.6 年、-63.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 75.0 分 → 2023年 33.7 分、-55.1 ％と大きく減少)
湯前駅 17.6 万/坪(昨年同期比 +52.6 ％)
湯前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +52.6％( +6.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 287.4 坪から -50.5 ％減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 40.8 坪から +18.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.0 分 → 2023年 17.3 分、-42.2 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示