【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期のJR米坂線 (越後片貝駅~坂町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -58.1%( -12.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.0年(昨年 34.7年から +15.4 %増)。平均土地面積は 197.4 坪 (昨年 131.3 坪から +50.3 %増)。平均建物面積は 57.1 坪 (昨年 34.5 坪から +65.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。越後下関駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは越後下関駅で昨年に比べ +39.3 %、坪単価は 8.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(越後下関駅)は +39.3 %(坪単価 +2.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(坂町駅)は -65.6 %(坪単価 -16.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 80.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 34.7 年 → 2022年 40.0 年、+15.4 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.4 分 → 2022年 20.0 分、+22.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった坂町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -65.6%( -16.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越後下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +39.3%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR米坂線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
越後片貝駅 | - | - | - |
越後下関駅 | 8.2万/坪 (53.3年/299坪) | 5.9万/坪 (35.3年/106坪) | - |
越後大島駅 | - | 20.7万/坪 (52.3年/333坪) | - |
坂町駅 | 8.9万/坪 (35.6年/163坪) | 25.8万/坪 (28.6年/72.6坪) | 38.9万/坪 (0.25年/46.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
越後下関駅 8.2 万/坪(昨年同期比 +39.3 %)
越後下関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +39.3%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 53.3年(昨年 35.3年から +51.1 %増)。平均土地面積は 299.5 坪 (昨年 105.9 坪から +182.9 %増)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 56.0 坪から -10.8 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 35.3 年 → 2022年 53.3 年、+51.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 29.0 分、+262.5 %と大きく増加)
坂町駅 8.9 万/坪(昨年同期比 -65.6 %)
坂町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -65.6%( -16.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.6年(昨年 28.6年から +24.5 %増)。平均土地面積は 163.4 坪 (昨年 72.6 坪から +125.0 %増)。平均建物面積は 59.5 坪 (昨年 34.8 坪から +71.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 66.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.6 年 → 2022年 35.6 年、+24.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示