【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅~勝川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +28.1%( +23.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 38 件(1年前(2022年)に比べて -9.5%( -4件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 6.4年(昨年 16.1年から -60.1 %減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 45.5 坪から +6.4 %増)。平均建物面積は 38.1 坪 (昨年 38.2 坪から -0.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。比良駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは枇杷島駅で昨年に比べ +377.2 %、坪単価は 142 万円/坪となった。
上位 1 駅(枇杷島駅)は +377.2 %(坪単価 +112.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(勝川駅)は +13.1 %(坪単価 +12.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 16.1 年 → 2023年 6.4 年、-60.1 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 32.5 % → 2023年 67.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 10.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった枇杷島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +377.2%( +112.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった味美駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.9万円/坪(29.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +13.7%( +11.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2022年)に比べて -12.5%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
東海交通事業城北線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
枇杷島駅 | 142万/坪 (0年/36.3坪) | 29.8万/坪 (27.7年/47.4坪) | 92.1万/坪 (0.5年/49.2坪) |
尾張星の宮駅 | - | 52.9万/坪 (19.0年/33.3坪) | 97.6万/坪 (0年/48.4坪) |
小田井駅 | - | - | - |
比良駅 | 104万/坪 (3.6年/38.1坪) | 74.4万/坪 (26.0年/50.7坪) | 67.2万/坪 (16.5年/37.1坪) |
味美駅 | 95.9万/坪 (7.4年/47.0坪) | 84.3万/坪 (15.4年/38.5坪) | 80.2万/坪 (10.7年/54.3坪) |
勝川駅 | 110万/坪 (6.9年/53.0坪) | 97.1万/坪 (10.1年/51.0坪) | 105万/坪 (9.2年/46.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
枇杷島駅 142.1 万/坪(昨年同期比 +377.2 %)
枇杷島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +377.2%( +112.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.0年(昨年 27.7年から -100.0 %減)。平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 47.4 坪から -23.4 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 41.8 坪から -27.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 27.7 年 → 2023年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.0 分 → 2023年 5.0 分、-68.8 %と大きく減少)
勝川駅 109.9 万/坪(昨年同期比 +13.1 %)
勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +13.1%( +12.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2022年)に比べて +28.6%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 6.9年(昨年 10.1年から -31.6 %減)。平均土地面積は 53.0 坪 (昨年 51.0 坪から +4.0 %増)。平均建物面積は 44.2 坪 (昨年 43.3 坪から +2.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 10.1 年 → 2023年 6.9 年、-31.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 42.9 % → 2023年 72.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示