【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期のJR木次線 (宍道駅~八川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 171万円/坪(51.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +388.3%( +135.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 39.5年(昨年 22.9年から +72.5 %増)。平均土地面積は 188.6 坪 (昨年 81.7 坪から +131.0 %増)。平均建物面積は 62.2 坪 (昨年 38.4 坪から +62.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。出雲大東駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは出雲大東駅で昨年に比べ +78.5 %、坪単価は 37.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(出雲大東駅)は +78.5 %(坪単価 +16.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(木次駅)は -79.1 %(坪単価 -16.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 22.9 年 → 2023年 39.5 年、+72.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 17.3 分 → 2023年 27.4 分、+58.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 % → 2023年 60.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった出雲大東駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.4万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +78.5%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木次駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -79.1%( -16.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR木次線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宍道駅 | 30.2万/坪 (19.5年/278坪) | 109万/坪 (0.5年/84.7坪) | 47.2万/坪 (5.5年/63.5坪) |
加茂中駅 | - | - | - |
幡屋駅 | - | - | - |
出雲大東駅 | 37.4万/坪 (20.5年/514坪) | 20.9万/坪 (8.5年/63.5坪) | - |
南大東駅 | - | - | - |
木次駅 | 4.4万/坪 (69.6年/19.7坪) | 21.1万/坪 (30.0年/79.7坪) | 3.8万/坪 (58.5年/22.7坪) |
日登駅 | 4.3万/坪 (0年/303坪) | - | - |
下久野駅 | - | - | - |
出雲八代駅 | - | - | - |
出雲三成駅 | 373万/坪 (44.0年/68.6坪) | - | 4.3万/坪 (0年/48.4坪) |
亀嵩駅 | - | - | - |
出雲横田駅 | - | 2.8万/坪 (45.5年/103坪) | - |
八川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
出雲大東駅 37.4 万/坪(昨年同期比 +78.5 %)
出雲大東駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.4万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +78.5%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.5年(昨年 8.5年から +141.1 %増)。平均土地面積は 514.3 坪 (昨年 63.5 坪から +709.5 %増)。平均建物面積は 139.2 坪 (昨年 27.2 坪から +411.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 18.0 分 → 2023年 9.0 分、-50.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 8.5 年 → 2023年 20.5 年、+141.1 %と大きく増加)
木次駅 4.4 万/坪(昨年同期比 -79.1 %)
木次駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -79.1%( -16.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 69.6年(昨年 30.0年から +131.6 %増)。平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 79.7 坪から -75.3 %減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 29.5 坪から +53.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 23.0 分 → 2023年 9.0 分、-60.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 30.0 年 → 2023年 69.6 年、+131.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示