【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期の秋田新幹線 (盛岡駅~雫石駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +62.7%( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて -10.4%( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.2年(昨年 30.6年から -34.0 %減)。平均土地面積は 71.5 坪 (昨年 83.4 坪から -14.3 %減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 67.8 坪から -30.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。盛岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは盛岡駅で昨年に比べ +64.5 %、坪単価は 60.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(盛岡駅)は +64.5 %(坪単価 +23.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(盛岡駅)は +64.5 %(坪単価 +23.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 30.6 年 → 2020年 20.2 年、-34.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.4 % → 2020年 27.8 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 40.9 % → 2020年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった盛岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +64.5%( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて -4.4%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった盛岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +64.5%( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて -4.4%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
秋田新幹線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
盛岡駅 | 60.7万/坪 (20.2年/71.5坪) | 36.9万/坪 (32.2年/84.6坪) | 40.4万/坪 (31.0年/77.2坪) |
雫石駅 | - | 43.0万/坪 (8.2年/65.0坪) | 23.6万/坪 (25.5年/48.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
盛岡駅 60.7 万/坪(昨年同期比 +64.5 %)
盛岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +64.5%( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて -4.4%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.2年(昨年 32.2年から -37.3 %減)。平均土地面積は 71.5 坪 (昨年 84.6 坪から -15.5 %減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 70.6 坪から -33.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 32.2 年 → 2020年 20.2 年、-37.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.3 % → 2020年 27.8 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 41.5 % → 2020年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示