【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の樽見鉄道樽見 (大垣駅~樽見駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -6.5%( -3.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 32 件(1年前(2023年)に比べて -82.6%( -152件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.2年(昨年 19.6年から -11.8 %減)。平均土地面積は 88.5 坪 (昨年 79.0 坪から +12.0 %増)。平均建物面積は 50.8 坪 (昨年 45.5 坪から +11.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。糸貫駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは糸貫駅で昨年に比べ +11.1 %、坪単価は 69.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(糸貫駅)は +11.1 %(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(横屋駅)は -25.4 %(坪単価 -19.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 19.6 年 → 2024年 17.2 年、-11.8 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 22.7 % → 2024年 16.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.5 % → 2024年 6.9 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.0 % → 2024年 38.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.5 % → 2024年 22.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった糸貫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.1万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +11.1%( +6.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大垣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -9.9%( -4.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(1年前(2023年)に比べて -84.9%( -107件/坪)と大幅に減少しています。)。
樽見鉄道樽見 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大垣駅 | 43.6万/坪 (26.3年/107坪) | 48.4万/坪 (24.1年/87.6坪) | 54.2万/坪 (19.7年/78.5坪) |
東大垣駅 | 61.6万/坪 (3.0年/51.4坪) | 60.8万/坪 (4.9年/57.5坪) | 67.1万/坪 (5.4年/85.5坪) |
横屋駅 | 55.7万/坪 (6.6年/73.8坪) | 74.7万/坪 (0.25年/63.1坪) | 73.3万/坪 (0.4年/65.9坪) |
十九条駅 | - | - | 30.8万/坪 (33.1年/50.4坪) |
美江寺駅 | 51.7万/坪 (14.0年/59.0坪) | - | 72.4万/坪 (0年/60.5坪) |
北方真桑駅 | 62.9万/坪 (1.8年/54.1坪) | 63.7万/坪 (3.4年/60.3坪) | 46.7万/坪 (33.3年/62.6坪) |
モレラ岐阜駅 | - | 34.1万/坪 (38.5年/90.8坪) | 75.1万/坪 (0.25年/60.5坪) |
糸貫駅 | 69.1万/坪 (1.0年/56.0坪) | 62.2万/坪 (14.9年/54.5坪) | 58.6万/坪 (5.3年/53.4坪) |
本巣駅 | - | - | 30.1万/坪 (38.0年/60.5坪) |
木知原駅 | - | - | - |
谷汲口駅 | - | - | 4.0万/坪 (37.3年/262坪) |
神海駅 | - | - | - |
日当駅 | - | - | - |
高尾駅 | - | - | - |
水鳥駅 | - | - | - |
樽見駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
糸貫駅 69.1 万/坪(昨年同期比 +11.1 %)
糸貫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.1万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +11.1%( +6.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 14.9年から -93.3 %減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 54.5 坪から +2.8 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 32.3 坪から +3.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 14.9 年 → 2024年 1.0 年、-93.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 100.0 %)
横屋駅 55.7 万/坪(昨年同期比 -25.4 %)
横屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.7万円/坪(16.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -25.4%( -19.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -64.3%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 6.6年(昨年 0.3年から +2528.2 %増)。平均土地面積は 73.8 坪 (昨年 63.1 坪から +17.0 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 38.2 坪から -13.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 0.3 年 → 2024年 6.6 年、+2528.2 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 80.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示