【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期のJR美祢線 (厚狭駅～長門市駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -29.2％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -53.3％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.7年(昨年 31.6年から +38.1 ％増)。平均土地面積は 154.3 坪 (昨年 99.9 坪から +54.4 ％増)。平均建物面積は 36.1 坪 (昨年 52.4 坪から -31.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(厚狭駅)は -66.7 ％(坪単価 -22.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(美祢駅)は -73.1 ％(坪単価 -26.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 34.7 分 → 2022年 13.6 分、-60.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.7 ％ → 2022年 14.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 31.6 年 → 2022年 43.7 年、+38.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 53.8 ％ → 2022年 83.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった厚狭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -66.7％( -22.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美祢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -73.1％( -26.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR美祢線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 厚狭駅 | 11.0万/坪 (0年/290坪) | 33.1万/坪 (28.7年/94.3坪) | 56.3万/坪 (8.3年/80.7坪) |
| 湯ノ峠駅 | - | - | - |
| 厚保駅 | 8.8万/坪 (44.0年/203坪) | - | - |
| 四郎ケ原駅 | 8.3万/坪 (56.0年/154坪) | - | - |
| 南大嶺駅 | - | - | - |
| 美祢駅 | 9.7万/坪 (54.0年/121坪) | 36.0万/坪 (20.5年/124坪) | 9.4万/坪 (54.0年/206坪) |
| 重安駅 | - | 3.1万/坪 (49.0年/93.8坪) | 2.4万/坪 (0年/106坪) |
| 於福駅 | - | - | - |
| 長門湯本駅 | - | 13.1万/坪 (38.5年/87.0坪) | 7.1万/坪 (42.0年/63.5坪) |
| 板持駅 | 66.1万/坪 (0年/69.6坪) | - | - |
| 長門市駅 | - | 13.3万/坪 (43.0年/106坪) | 30.6万/坪 (19.8年/70.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
厚狭駅 11.0 万/坪(昨年同期比 -66.7 ％)
厚狭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -66.7％( -22.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 290.4 坪 (昨年 94.3 坪から +208.0 ％増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 58.6 坪から -38.0 ％減)。
美祢駅 9.7 万/坪(昨年同期比 -73.1 ％)
美祢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -73.1％( -26.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 54.0年(昨年 20.5年から +163.4 ％増)。平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 124.0 坪から -2.4 ％減)。平均建物面積は 34.3 坪 (昨年 48.4 坪から -29.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 11.7 分、-61.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.5 年 → 2022年 54.0 年、+163.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示