【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の近鉄天理線 (平端駅~天理駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.3万円/坪(19.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +0.6%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +44.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 12.9年(昨年 23.1年から -44.1 %減)。平均土地面積は 49.7 坪 (昨年 66.0 坪から -24.8 %減)。平均建物面積は 34.9 坪 (昨年 62.4 坪から -44.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。前栽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二階堂駅で昨年に比べ +244.8 %、坪単価は 43.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(二階堂駅)は +244.8 %(坪単価 +31.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(天理駅)は -14.2 %(坪単価 -13.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 23.1 年 → 2021年 12.9 年、-44.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.3 分 → 2021年 14.1 分、+36.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.9万円/坪(24.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.2%( -13.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.7万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +244.8%( +31.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
平端駅 | - | 72.0万/坪 (51.8年/97.3坪) | 82.6万/坪 (11.3年/47.6坪) |
二階堂駅 | 43.7万/坪 (15.6年/40.8坪) | 12.7万/坪 (22.3年/99.8坪) | 44.0万/坪 (20.8年/48.4坪) |
前栽駅 | 66.3万/坪 (13.4年/59.5坪) | 51.1万/坪 (17.8年/59.0坪) | 17.3万/坪 (46.3年/130坪) |
天理駅 | 80.9万/坪 (9.3年/41.6坪) | 94.2万/坪 (0.25年/28.2坪) | 48.9万/坪 (21.3年/187坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
二階堂駅 43.7 万/坪(昨年同期比 +244.8 %)
二階堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.7万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +244.8%( +31.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.6年(昨年 22.3年から -30.0 %減)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 99.8 坪から -59.1 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 142.2 坪から -79.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.3 年 → 2021年 15.6 年、-30.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.0 分 → 2021年 6.3 分、-57.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 33.3 %)
天理駅 80.9 万/坪(昨年同期比 -14.2 %)
天理駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.9万円/坪(24.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.2%( -13.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 9.3年(昨年 0.3年から +3573.2 %増)。平均土地面積は 41.6 坪 (昨年 28.2 坪から +47.3 %増)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 30.3 坪から +1.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 0.3 年 → 2021年 9.3 年、+3573.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 11.3 分 → 2021年 19.8 分、+74.3 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示