【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期のJR留萌本線 (深川駅～石狩沼田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +38.1％( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(１年前(2020年)に比べて -18.8％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 38.3年(昨年 33.8年から +13.3 ％増)。平均土地面積は 128.7 坪 (昨年 131.0 坪から -1.8 ％減)。平均建物面積は 62.0 坪 (昨年 53.2 坪から +16.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。深川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは深川駅で昨年に比べ +25.6 ％、坪単価は 20.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(深川駅)は +25.6 ％(坪単価 +4.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(石狩沼田駅)は -81.3 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 26.9 分 → 2021年 24.2 分、-10.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 46.4 ％ → 2021年 28.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 33.8 年 → 2021年 38.3 年、+13.3 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 ％ → 2021年 57.1 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 7.1 ％ → 2021年 4.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +25.6％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2020年)に比べて -10.0％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.25万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -81.3％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
| JR留萌本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 深川駅 | 20.7万/坪 (37.4年/121坪) | 16.5万/坪 (31.8年/109坪) | 22.4万/坪 (36.2年/115坪) |
| 北一已駅 | 18.5万/坪 (48.5年/69.6坪) | - | 3.7万/坪 (49.5年/106坪) |
| 秩父別駅 | - | 2.0万/坪 (40.8年/144坪) | - |
| 北秩父別駅 | - | - | - |
| 石狩沼田駅 | 0.8万/坪 (44.8年/177坪) | 4.4万/坪 (35.0年/208坪) | 22.8万/坪 (16.5年/333坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
深川駅 20.7 万/坪(昨年同期比 +25.6 ％)
深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +25.6％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2020年)に比べて -10.0％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 37.4年(昨年 31.8年から +17.7 ％増)。平均土地面積は 121.1 坪 (昨年 108.7 坪から +11.4 ％増)。平均建物面積は 60.8 坪 (昨年 51.2 坪から +18.7 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 47.4 ％ → 2021年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 31.8 年 → 2021年 37.4 年、+17.7 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 36.8 ％ → 2021年 53.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 10.5 ％ → 2021年 6.7 ％)
石狩沼田駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -81.3 ％)
石狩沼田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.25万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -81.3％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 44.8年(昨年 35.0年から +28.1 ％増)。平均土地面積は 176.7 坪 (昨年 207.5 坪から -14.9 ％減)。平均建物面積は 78.7 坪 (昨年 65.4 坪から +20.2 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 35.0 年 → 2021年 44.8 年、+28.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.4 分 → 2021年 22.4 分、+80.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 75.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示