【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期の札幌市電 (西8丁目駅～すすきの駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +42.3％( +30.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(１年前(2020年)に比べて +525.0％( +21件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.4年(昨年 40.8年から -49.9 ％減)。平均土地面積は 72.3 坪 (昨年 46.9 坪から +54.2 ％増)。平均建物面積は 83.3 坪 (昨年 80.7 坪から +3.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。すすきの駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのはすすきの駅で昨年に比べ -3.4 ％、坪単価は 69.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(すすきの駅)は -3.4 ％(坪単価 -2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(すすきの駅)は -3.4 ％(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 40.8 年 → 2021年 20.4 年、-49.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 37.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.2 分 → 2021年 7.6 分、+22.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 44.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったすすきの駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.2万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -3.4％( -2.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったすすきの駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.2万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -3.4％( -2.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 札幌市電 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西8丁目駅 | 83.5万/坪 (32.3年/78.7坪) | - | - |
| 西線6条駅 | - | - | - |
| 西線9条旭山公園通駅 | 151万/坪 (12.9年/47.6坪) | - | - |
| 西線11条駅 | 115万/坪 (11.3年/43.4坪) | - | - |
| 西線14条駅 | 84.3万/坪 (30.5年/41.6坪) | - | - |
| 西線16条駅 | 89.6万/坪 (28.3年/65.5坪) | - | - |
| ロープウェイ入口駅 | 100万/坪 (19.8年/123坪) | - | - |
| 中央図書館前駅 | 116万/坪 (7.8年/46.9坪) | - | - |
| 石山通駅 | 70.8万/坪 (28.3年/154坪) | - | - |
| 東屯田通駅 | 102万/坪 (8.0年/25.7坪) | - | - |
| 幌南小学校前駅 | - | - | - |
| 山鼻19条駅 | - | - | - |
| 行啓通駅 | 108万/坪 (27.5年/66.6坪) | - | - |
| 中島公園通駅 | - | - | - |
| 山鼻9条駅 | - | - | - |
| すすきの駅 | 69.2万/坪 (23.8年/93.5坪) | 71.6万/坪 (40.8年/46.9坪) | 271万/坪 (15.7年/80.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
すすきの駅 69.2 万/坪(昨年同期比 -3.4 ％)
すすきの駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.2万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -3.4％( -2.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 40.8年から -41.7 ％減)。平均土地面積は 93.5 坪 (昨年 46.9 坪から +99.4 ％増)。平均建物面積は 199.7 坪 (昨年 80.7 坪から +147.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 40.8 年 → 2021年 23.8 年、-41.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 25.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.2 分 → 2021年 8.8 分、+40.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示