【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期のJR筑肥西線 (山本駅~伊万里駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.5万円/坪(8.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -41.3%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.7年(昨年 20.6年から +63.6 %増)。平均土地面積は 171.9 坪 (昨年 81.3 坪から +111.4 %増)。平均建物面積は 67.6 坪 (昨年 34.5 坪から +95.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。山本駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは山本駅で昨年に比べ +56.7 %、坪単価は 31.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(山本駅)は +56.7 %(坪単価 +11.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伊万里駅)は -59.9 %(坪単価 -39.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 24.0 分 → 2021年 19.3 分、-19.4 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 38.5 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.6 年 → 2021年 33.7 年、+63.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.7 % → 2021年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった山本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +56.7%( +11.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -12.0%( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR筑肥西線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
山本駅 | 31.3万/坪 (29.0年/156坪) | 20.0万/坪 (48.5年/110坪) | 36.1万/坪 (35.5年/136坪) |
肥前久保駅 | - | - | - |
西相知駅 | - | - | - |
駒鳴駅 | - | - | - |
大川野駅 | - | - | - |
桃川駅 | - | 18.5万/坪 (42.5年/151坪) | - |
金石原駅 | - | - | - |
上伊万里駅 | 24.2万/坪 (28.5年/112坪) | 27.5万/坪 (40.5年/118坪) | 10.3万/坪 (56.5年/118坪) |
伊万里駅 | 26.2万/坪 (38.5年/203坪) | 65.3万/坪 (4.9年/57.1坪) | 17.4万/坪 (49.5年/248坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山本駅 31.3 万/坪(昨年同期比 +56.7 %)
山本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +56.7%( +11.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 48.5年から -40.2 %減)。平均土地面積は 155.8 坪 (昨年 110.4 坪から +41.1 %増)。平均建物面積は 50.7 坪 (昨年 35.3 坪から +43.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 48.5 年 → 2021年 29.0 年、-40.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 36.7 分 → 2021年 10.5 分、-71.4 %と大きく減少)
伊万里駅 26.2 万/坪(昨年同期比 -59.9 %)
伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -59.9%( -39.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.5年(昨年 4.9年から +689.1 %増)。平均土地面積は 202.7 坪 (昨年 57.1 坪から +255.0 %増)。平均建物面積は 87.7 坪 (昨年 31.5 坪から +178.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 4.9 年 → 2021年 38.5 年、+689.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 19.6 分 → 2021年 30.0 分、+52.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示