【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の西九州新幹線 (武雄温泉駅~武雄温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -41.6%( -27.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -14.3%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 27.4年(昨年 21.4年から +27.5 %増)。平均土地面積は 143.3 坪 (昨年 105.1 坪から +36.3 %増)。平均建物面積は 61.5 坪 (昨年 57.8 坪から +6.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(武雄温泉駅)は -34.1 %(坪単価 -24.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(武雄温泉駅)は -34.1 %(坪単価 -24.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 36.6 分 → 2023年 30.7 分、-16.1 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 35.7 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 21.4 年 → 2023年 27.4 年、+27.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.1 % → 2023年 33.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 42.9 % → 2023年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった武雄温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -34.1%( -24.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった武雄温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -34.1%( -24.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
西九州新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
武雄温泉駅 | 47.0万/坪 (26.9年/118坪) | 71.3万/坪 (30.0年/110坪) | 65.4万/坪 (1.5年/150坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
武雄温泉駅 47.0 万/坪(昨年同期比 -34.1 %)
武雄温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -34.1%( -24.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.9年(昨年 30.0年から -10.0 %減)。平均土地面積は 118.5 坪 (昨年 110.1 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 58.2 坪 (昨年 68.3 坪から -14.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 30.0 年 → 2023年 26.9 年、-10.0 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 46.3 分 → 2023年 35.0 分、-24.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 % → 2023年 28.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 % → 2023年 42.9 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示