【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期のJR伯備線 (上石見駅～伯耆大山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -49.0％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2019年)に比べて -41.2％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 140.3 坪 (昨年 91.4 坪から +53.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。伯耆溝口駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは伯耆大山駅で昨年に比べ -25.6 ％、坪単価は 7.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(伯耆溝口駅)は -12.9 ％(坪単価 -0.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伯耆大山駅)は -25.6 ％(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.9 ％ → 2020年 10.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 24.5 分 → 2020年 29.1 分、+18.6 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった伯耆大山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -25.6％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伯耆溝口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -12.9％( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR伯備線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上石見駅 | - | - | - |
| 生山駅 | 3.0万/坪 (272坪) | - | - |
| 黒坂駅 | - | - | - |
| 根雨駅 | - | - | - |
| 武庫駅 | - | - | - |
| 江尾駅 | - | - | - |
| 伯耆溝口駅 | 2.2万/坪 (70.3坪) | 2.5万/坪 (92.3坪) | - |
| 岸本駅 | 2.5万/坪 (130坪) | - | 5.3万/坪 (93.8坪) |
| 伯耆大山駅 | 7.7万/坪 (147坪) | 10.3万/坪 (91.3坪) | 5.8万/坪 (181坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伯耆溝口駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -12.9 ％)
伯耆溝口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -12.9％( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 70.3 坪 (昨年 92.3 坪から -23.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 32.0 分 → 2020年 47.0 分、+46.9 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
伯耆大山駅 7.7 万/坪(昨年同期比 -25.6 ％)
伯耆大山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -25.6％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 147.5 坪 (昨年 91.3 坪から +61.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.5 分 → 2020年 18.8 分、-20.1 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示