【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR伊東線 (熱海駅～伊東駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +25.3％( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(１年前(2023年)に比べて -55.8％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 101.7 坪 (昨年 106.4 坪から -4.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。熱海駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊豆多賀駅で昨年に比べ +327.5 ％、坪単価は 21.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(伊豆多賀駅)は +327.5 ％(坪単価 +16.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(網代駅)は -41.6 ％(坪単価 -5.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.8 ％ → 2024年 8.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.5万円/坪(12.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +35.6％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -59.3％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった網代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -41.6％( -5.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR伊東線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 熱海駅 | 42.5万/坪 (113坪) | 31.4万/坪 (103坪) | 20.6万/坪 (117坪) |
| 来宮駅 | - | - | 3.0万/坪 (110坪) |
| 伊豆多賀駅 | 21.0万/坪 (66.6坪) | 4.9万/坪 (235坪) | 7.8万/坪 (195坪) |
| 網代駅 | 7.5万/坪 (121坪) | 12.9万/坪 (129坪) | 6.2万/坪 (122坪) |
| 宇佐美駅 | 8.9万/坪 (63.5坪) | 3.2万/坪 (85.7坪) | 4.5万/坪 (114坪) |
| 伊東駅 | 13.1万/坪 (102坪) | 14.9万/坪 (70.9坪) | 14.5万/坪 (74.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伊豆多賀駅 21.0 万/坪(昨年同期比 +327.5 ％)
伊豆多賀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +327.5％( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 234.9 坪から -71.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 12.7 分 → 2024年 14.5 分、+14.5 ％と増加)
網代駅 7.5 万/坪(昨年同期比 -41.6 ％)
網代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -41.6％( -5.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 129.1 坪から -6.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 18.7 分 → 2024年 22.3 分、+19.3 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示