【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期の津軽鉄道 (十川駅～津軽中里駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -42.1％( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて -5.6％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 160.8 坪 (昨年 189.9 坪から -15.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。五農校前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは津軽中里駅で昨年に比べ +116.5 ％、坪単価は 2.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(津軽中里駅)は +116.5 ％(坪単価 +1.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金木駅)は -41.8 ％(坪単価 -0.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった十川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -18.5％( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった五農校前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.24万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +91.6％( +0.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 津軽鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 十川駅 | 4.7万/坪 (78.7坪) | 5.8万/坪 (154坪) | - |
| 五農校前駅 | 0.8万/坪 (248坪) | 0.4万/坪 (333坪) | - |
| 津軽飯詰駅 | - | - | 1.4万/坪 (43.9坪) |
| 毘沙門駅 | 0.3万/坪 (37.8坪) | - | - |
| 嘉瀬駅 | 0.9万/坪 (90.0坪) | - | 1.0万/坪 (545坪) |
| 金木駅 | 1.1万/坪 (227坪) | 2.0万/坪 (98.3坪) | 0.9万/坪 (70.7坪) |
| 芦野公園駅 | - | 1.9万/坪 (358坪) | - |
| 川倉駅 | - | 0.6万/坪 (221坪) | - |
| 大沢内駅 | - | - | 1.3万/坪 (138坪) |
| 深郷田駅 | - | - | 1.3万/坪 (191坪) |
| 津軽中里駅 | 2.3万/坪 (170坪) | 1.1万/坪 (170坪) | 1.8万/坪 (106坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津軽中里駅 2.3 万/坪(昨年同期比 +116.5 ％)
津軽中里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +116.5％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 169.6 坪 (昨年 170.2 坪から -0.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 91.5 分 → 2021年 58.6 分、-36.0 ％と大きく減少)
金木駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -41.8 ％)
金木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -41.8％( -0.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 226.9 坪 (昨年 98.3 坪から +130.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 13.5 分 → 2021年 15.8 分、+16.7 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示