この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期のえちぜん鉄道三国芦原線 (福井口駅～三国港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.7万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -5.7％( -0.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -55.6％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.1 坪 (昨年 106.4 坪から -22.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。新田塚駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新田塚駅で昨年に比べ +55.0 ％、坪単価は 27.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(新田塚駅)は +55.0 ％(坪単価 +9.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大関駅)は -87.2 ％(坪単価 -7.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.6 ％ → 2024年 12.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.3 分 → 2024年 18.1 分、+76.4 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新田塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +55.0％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったあわら湯のまち駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -79.4％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| えちぜん鉄道三国芦原線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福井口駅 | 28.0万/坪 (39.3坪) | - | - |
| まつもと町屋駅 | - | 15.5万/坪 (154坪) | 18.8万/坪 (99.8坪) |
| 西別院駅 | - | - | - |
| 田原町駅 | - | - | 23.5万/坪 (46.9坪) |
| 福大前西福井駅 | - | 23.7万/坪 (42.4坪) | 20.5万/坪 (29.2坪) |
| 日華化学前駅 | - | - | 24.8万/坪 (121坪) |
| 八ツ島駅 | - | - | - |
| 新田塚駅 | 27.1万/坪 (74.1坪) | 17.5万/坪 (98.9坪) | 16.3万/坪 (111坪) |
| 中角駅 | - | - | - |
| 鷲塚針原駅 | - | - | - |
| 太郎丸エンゼルランド駅 | 4.1万/坪 (182坪) | - | - |
| 西春江ハートピア駅 | - | - | - |
| 西長田ゆりの里駅 | - | 6.8万/坪 (60.5坪) | - |
| 下兵庫こうふく駅 | - | - | - |
| 大関駅 | 1.2万/坪 (81.7坪) | 9.0万/坪 (66.6坪) | 5.2万/坪 (290坪) |
| 本荘駅 | - | - | - |
| 番田駅 | - | - | - |
| あわら湯のまち駅 | 1.0万/坪 (25.7坪) | 4.7万/坪 (106坪) | 8.1万/坪 (68.1坪) |
| 水居駅 | - | - | - |
| 三国神社駅 | - | 7.8万/坪 (55.2坪) | 6.2万/坪 (119坪) |
| 三国駅 | - | 5.2万/坪 (230坪) | 6.1万/坪 (127坪) |
| 三国港駅 | 2.8万/坪 (90.0坪) | 5.2万/坪 (197坪) | 3.5万/坪 (174坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新田塚駅 27.1 万/坪(昨年同期比 +55.0 ％)
新田塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +55.0％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 98.9 坪から -25.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.0 分 → 2024年 13.5 分、+35.0 ％と大きく増加)
大関駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -87.2 ％)
大関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -87.2％( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 66.6 坪から +22.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.0 分 → 2024年 30.0 分、+150.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示