この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のえちぜん鉄道三国芦原線 (福井口駅～三国港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -18.8％( -2.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -26.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.6 坪 (昨年 76.9 坪から +8.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。三国港駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは三国港駅で昨年に比べ +23.3 ％、坪単価は 4.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(三国港駅)は +23.3 ％(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(日華化学前駅)は -38.1 ％(坪単価 -10.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.5 分 → 2024年 9.1 分、-32.5 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福大前西福井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -25.5％( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三国港駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +23.3％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| えちぜん鉄道三国芦原線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福井口駅 | 19.8万/坪 (60.5坪) | - | - |
| まつもと町屋駅 | - | - | 17.3万/坪 (68.8坪) |
| 西別院駅 | - | - | 15.4万/坪 (175坪) |
| 田原町駅 | - | 29.4万/坪 (83.2坪) | - |
| 福大前西福井駅 | 18.0万/坪 (52.2坪) | 24.1万/坪 (34.8坪) | 22.3万/坪 (56.0坪) |
| 日華化学前駅 | 17.4万/坪 (60.5坪) | 28.2万/坪 (163坪) | 18.7万/坪 (90.8坪) |
| 八ツ島駅 | - | - | 22.0万/坪 (49.9坪) |
| 新田塚駅 | 15.0万/坪 (92.3坪) | 19.5万/坪 (67.1坪) | 13.4万/坪 (60.2坪) |
| 中角駅 | - | - | - |
| 鷲塚針原駅 | - | 2.6万/坪 (24.2坪) | 4.3万/坪 (168坪) |
| 太郎丸エンゼルランド駅 | - | - | 4.7万/坪 (53.7坪) |
| 西春江ハートピア駅 | - | 13.9万/坪 (151坪) | - |
| 西長田ゆりの里駅 | 2.2万/坪 (203坪) | - | - |
| 下兵庫こうふく駅 | - | - | - |
| 大関駅 | - | 5.6万/坪 (40.8坪) | - |
| 本荘駅 | - | - | - |
| 番田駅 | - | - | - |
| あわら湯のまち駅 | - | - | 3.0万/坪 (60.5坪) |
| 水居駅 | - | - | - |
| 三国神社駅 | - | 6.4万/坪 (56.0坪) | 2.8万/坪 (99.8坪) |
| 三国駅 | 1.8万/坪 (56.0坪) | - | 3.7万/坪 (123坪) |
| 三国港駅 | 4.1万/坪 (95.3坪) | 3.3万/坪 (79.7坪) | 3.9万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三国港駅 4.1 万/坪(昨年同期比 +23.3 ％)
三国港駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +23.3％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 79.7 坪から +19.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.0 分 → 2024年 7.5 分、-70.0 ％と大きく減少)
日華化学前駅 17.4 万/坪(昨年同期比 -38.1 ％)
日華化学前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -38.1％( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 163.4 坪から -63.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.0 分 → 2024年 12.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示