【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期のJR御殿場線 (国府津駅～谷峨駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.2万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +14.5％( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 48 件(１年前(2020年)に比べて +26.3％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 93.2 坪 (昨年 102.4 坪から -8.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。国府津駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは国府津駅で昨年に比べ +38.3 ％、坪単価は 27.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(国府津駅)は +38.3 ％(坪単価 +7.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山北駅)は -30.1 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 13.4 分 → 2021年 16.1 分、+19.9 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 15.8 ％ → 2021年 12.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国府津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +38.3％( +7.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東山北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +9.2％( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR御殿場線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 国府津駅 | 27.9万/坪 (64.4坪) | 20.2万/坪 (73.8坪) | 25.9万/坪 (58.9坪) |
| 下曽我駅 | 10.4万/坪 (125坪) | 12.8万/坪 (136坪) | 15.3万/坪 (139坪) |
| 上大井駅 | - | 13.8万/坪 (106坪) | 11.1万/坪 (154坪) |
| 相模金子駅 | 17.5万/坪 (95.7坪) | 16.0万/坪 (97.6坪) | 12.7万/坪 (189坪) |
| 松田駅 | 11.6万/坪 (30.3坪) | - | - |
| 東山北駅 | 7.7万/坪 (169坪) | 7.0万/坪 (121坪) | 7.3万/坪 (49.2坪) |
| 山北駅 | 8.3万/坪 (85.7坪) | 11.9万/坪 (68.1坪) | 8.3万/坪 (81.2坪) |
| 谷峨駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
国府津駅 27.9 万/坪(昨年同期比 +38.3 ％)
国府津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +38.3％( +7.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 64.4 坪 (昨年 73.8 坪から -12.7 ％減)。
山北駅 8.3 万/坪(昨年同期比 -30.1 ％)
山北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -30.1％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 68.1 坪から +25.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.4 分 → 2021年 32.5 分、+339.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 ％ → 2021年 16.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示