【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のIRいしかわ鉄道線 (倶利伽羅駅~金沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.6万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +23.4%( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 77 件(1年前(2023年)に比べて -11.5%( -10件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 83.0 坪 (昨年 84.3 坪から -1.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。津幡駅、金沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは津幡駅で昨年に比べ +58.6 %、坪単価は 14.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(津幡駅)は +58.6 %(坪単価 +5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東金沢駅)は -0.5 %(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.0万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +23.5%( +6.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 62 件(1年前(2023年)に比べて -13.9%( -10件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった森本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +8.4%( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
IRいしかわ鉄道線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
倶利伽羅駅 | - | - | - |
津幡駅 | 14.9万/坪 (90.5坪) | 9.4万/坪 (122坪) | 9.5万/坪 (133坪) |
森本駅 | 8.3万/坪 (132坪) | 7.6万/坪 (48.4坪) | 7.7万/坪 (162坪) |
東金沢駅 | 30.2万/坪 (49.4坪) | 30.4万/坪 (58.2坪) | 28.2万/坪 (58.5坪) |
金沢駅 | 32.0万/坪 (83.2坪) | 25.9万/坪 (81.0坪) | 25.1万/坪 (110坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
津幡駅 14.9 万/坪(昨年同期比 +58.6 %)
津幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +58.6%( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.5 坪 (昨年 121.6 坪から -25.6 %減)。
東金沢駅 30.2 万/坪(昨年同期比 -0.5 %)
東金沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.2万円/坪(9.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -0.5%( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.4 坪 (昨年 58.2 坪から -15.2 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示