【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR東海道本線 (柏原駅~米原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -61.1%( -8.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 105.7 坪 (昨年 60.9 坪から +73.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。近江長岡駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは柏原駅で昨年に比べ -85.3 %、坪単価は 1.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(近江長岡駅)は -13.8 %(坪単価 -0.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柏原駅)は -85.3 %(坪単価 -6.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 10.2 分 → 2023年 33.3 分、+225.6 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 23.1 % → 2023年 7.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -34.5%( -7.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柏原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -85.3%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR東海道本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
柏原駅 | 1.0万/坪 (96.8坪) | 7.0万/坪 (34.0坪) | - |
近江長岡駅 | 2.2万/坪 (123坪) | 2.5万/坪 (40.8坪) | 1.5万/坪 (96.3坪) |
醒ケ井駅 | 2.0万/坪 (96.8坪) | 3.4万/坪 (136坪) | - |
米原駅 | 14.5万/坪 (71.1坪) | 22.1万/坪 (51.4坪) | 14.9万/坪 (82.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
近江長岡駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -13.8 %)
近江長岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -13.8%( -0.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +250.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 123.2 坪 (昨年 40.8 坪から +201.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.5 分 → 2023年 47.9 分、+230.0 %と大きく増加)
柏原駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -85.3 %)
柏原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -85.3%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 34.0 坪から +184.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 1.0 分 → 2023年 30.0 分、+2900.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示