
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期のJR総武線快速 (東京駅~新小岩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 217万円/坪(65.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +33.8%( +55.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2023年)に比べて -53.1%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.3 坪 (昨年 33.8 坪から +19.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。新小岩駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新小岩駅で昨年に比べ +36.7 %、坪単価は 176 万円/坪となった。
上位 1 駅(新小岩駅)は +36.7 %(坪単価 +47.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(錦糸町駅)は -39.6 %(坪単価 -214.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 17.0 分 → 2024年 13.0 分、-23.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.1 % → 2024年 13.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった錦糸町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 326万円/坪(98.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -39.6%( -214.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新小岩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 176万円/坪(53.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +36.7%( +47.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR総武線快速 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東京駅 | - | - | - |
新日本橋駅 | - | - | - |
馬喰町駅 | 523万/坪 (18.2坪) | - | 654万/坪 (25.0坪) |
錦糸町駅 | 326万/坪 (15.9坪) | 541万/坪 (30.6坪) | 385万/坪 (41.5坪) |
新小岩駅 | 176万/坪 (47.0坪) | 129万/坪 (34.0坪) | 130万/坪 (51.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新小岩駅 176.2 万/坪(昨年同期比 +36.7 %)
新小岩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 176万円/坪(53.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +36.7%( +47.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.0 坪 (昨年 34.0 坪から +38.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 17.9 分 → 2024年 13.9 分、-22.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.2 % → 2024年 11.1 %)
錦糸町駅 326.4 万/坪(昨年同期比 -39.6 %)
錦糸町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 326万円/坪(98.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -39.6%( -214.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 15.9 坪 (昨年 30.6 坪から -48.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.2 分 → 2024年 10.5 分、+68.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示