【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR総武線快速 (東京駅~新小岩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 193万円/坪(58.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +41.3%( +56.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2022年)に比べて +88.9%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 29.2 坪 (昨年 87.4 坪から -66.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。錦糸町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは錦糸町駅で昨年に比べ +82.2 %、坪単価は 526 万円/坪となった。
上位 1 駅(錦糸町駅)は +82.2 %(坪単価 +237.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新小岩駅)は +3.4 %(坪単価 +3.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 13.7 分 → 2023年 15.5 分、+13.2 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 11.1 % → 2023年 5.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった錦糸町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 526万円/坪(159万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +82.2%( +237.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新小岩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +3.4%( +3.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2022年)に比べて +75.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR総武線快速 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東京駅 | - | - | - |
新日本橋駅 | - | - | - |
馬喰町駅 | - | - | 778万/坪 (25.7坪) |
錦糸町駅 | 526万/坪 (27.7坪) | 289万/坪 (16.6坪) | 431万/坪 (99.8坪) |
新小岩駅 | 121万/坪 (29.5坪) | 117万/坪 (96.2坪) | 87.2万/坪 (34.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
錦糸町駅 525.7 万/坪(昨年同期比 +82.2 %)
錦糸町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 526万円/坪(159万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +82.2%( +237.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 27.7 坪 (昨年 16.6 坪から +66.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 8.0 分 → 2023年 6.7 分、-16.7 %と減少)
新小岩駅 121.4 万/坪(昨年同期比 +3.4 %)
新小岩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +3.4%( +3.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2022年)に比べて +75.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 29.5 坪 (昨年 96.2 坪から -69.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.4 分 → 2023年 17.4 分、+20.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示