【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期のJR常磐線快速 (上野駅~北千住駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 208万円/坪(62.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -16.4%( -40.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.7 坪 (昨年 30.3 坪から +44.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。南千住駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは北千住駅で昨年に比べ -42.2 %、坪単価は 148 万円/坪となった。
上位 1 駅(三河島駅)は +3.7 %(坪単価 +10.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北千住駅)は -42.2 %(坪単価 -108.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 41.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三河島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 299万円/坪(90.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +3.7%( +10.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北千住駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -42.2%( -108.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR常磐線快速 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上野駅 | - | - | 463万/坪 (21.2坪) |
日暮里駅 | 318万/坪 (40.8坪) | - | 333万/坪 (26.2坪) |
三河島駅 | 299万/坪 (15.1坪) | 288万/坪 (23.9坪) | 386万/坪 (109坪) |
南千住駅 | 197万/坪 (75.0坪) | 214万/坪 (28.1坪) | 245万/坪 (24.2坪) |
北千住駅 | 148万/坪 (19.7坪) | 256万/坪 (38.3坪) | 92.7万/坪 (29.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三河島駅 298.9 万/坪(昨年同期比 +3.7 %)
三河島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 299万円/坪(90.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +3.7%( +10.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 23.9 坪から -36.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 5.4 分 → 2022年 3.0 分、-44.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 100.0 %)
北千住駅 148.3 万/坪(昨年同期比 -42.2 %)
北千住駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -42.2%( -108.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 38.3 坪から -48.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 9.5 分 → 2022年 11.2 分、+18.4 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示