【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の京王相模原線 (調布駅～多摩境駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.5万円/坪(22.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -9.1％( -7.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 24 件(１年前(2019年)に比べて +71.4％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 70.2 坪 (昨年 97.3 坪から -27.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。稲城駅、京王堀之内駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは稲城駅で昨年に比べ +35.5 ％、坪単価は 104 万円/坪となった。
上位 1 駅(稲城駅)は +35.5 ％(坪単価 +27.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(調布駅)は -21.0 ％(坪単価 -25.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 14.8 分 → 2020年 17.6 分、+18.7 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった稲城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +35.5％( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京王堀之内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.6％( +9.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京王相模原線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 調布駅 | 96.4万/坪 (98.3坪) | 122万/坪 (64.7坪) | 119万/坪 (96.8坪) |
| 京王多摩川駅 | 100万/坪 (46.9坪) | - | - |
| 京王よみうりランド駅 | - | 103万/坪 (136坪) | - |
| 稲城駅 | 104万/坪 (60.5坪) | 76.8万/坪 (56.0坪) | 70.8万/坪 (80.9坪) |
| 京王永山駅 | 67.1万/坪 (65.3坪) | 60.0万/坪 (204坪) | - |
| 京王多摩センター駅 | 66.6万/坪 (55.5坪) | - | - |
| 京王堀之内駅 | 51.4万/坪 (40.8坪) | 42.3万/坪 (62.8坪) | 62.5万/坪 (51.4坪) |
| 南大沢駅 | - | 11.3万/坪 (10.6坪) | 1.1万/坪 (87.7坪) |
| 多摩境駅 | 22.7万/坪 (74.1坪) | - | 40.2万/坪 (199坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
稲城駅 104.1 万/坪(昨年同期比 +35.5 ％)
稲城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +35.5％( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 56.0 坪から +8.1 ％増)。
調布駅 96.4 万/坪(昨年同期比 -21.0 ％)
調布駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.4万円/坪(29.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -21.0％( -25.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2019年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 98.3 坪 (昨年 64.7 坪から +51.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.6 分 → 2020年 22.3 分、+110.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示