【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期の京王新線 (初台駅～笹塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 260万円/坪(78.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -28.2％( -102.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.5 坪 (昨年 35.0 坪から +70.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。初台駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは笹塚駅で昨年に比べ -16.6 ％、坪単価は 238 万円/坪となった。
上位 1 駅(初台駅)は -9.1 ％(坪単価 -30.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(笹塚駅)は -16.6 ％(坪単価 -47.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 33.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった初台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 305万円/坪(92.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -9.1％( -30.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笹塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 238万円/坪(71.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -16.6％( -47.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 京王新線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 初台駅 | 305万/坪 (59.0坪) | 336万/坪 (30.3坪) | 129万/坪 (27.2坪) |
| 幡ケ谷駅 | - | 441万/坪 (40.3坪) | 378万/坪 (10.6坪) |
| 笹塚駅 | 238万/坪 (59.7坪) | 285万/坪 (34.0坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
初台駅 305.1 万/坪(昨年同期比 -9.1 ％)
初台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 305万円/坪(92.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -9.1％( -30.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 30.3 坪から +95.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 8.0 分 → 2024年 3.0 分、-62.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
笹塚駅 237.8 万/坪(昨年同期比 -16.6 ％)
笹塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 238万円/坪(71.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -16.6％( -47.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 34.0 坪から +75.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 9.0 分 → 2024年 10.5 分、+16.7 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示