【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜12月期の京王動物園線 (高幡不動駅～多摩動物公園駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +8.2％( +4.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2019年)に比べて +45.5％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 61.6 坪 (昨年 48.3 坪から +27.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。多摩動物公園駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは多摩動物公園駅で昨年に比べ +31.0 ％、坪単価は 18.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(多摩動物公園駅)は +31.0 ％(坪単価 +4.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高幡不動駅)は +10.6 ％(坪単価 +6.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 9.1 ％ → 2020年 25.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.1 分 → 2020年 12.1 分、+33.4 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高幡不動駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.5万円/坪(18.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +10.6％( +6.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2019年)に比べて +40.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多摩動物公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.2万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +31.0％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 京王動物園線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高幡不動駅 | 62.5万/坪 (63.4坪) | 56.5万/坪 (50.2坪) | 64.7万/坪 (46.7坪) |
| 多摩動物公園駅 | 18.2万/坪 (49.2坪) | 13.9万/坪 (28.7坪) | 45.8万/坪 (39.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多摩動物公園駅 18.2 万/坪(昨年同期比 +31.0 ％)
多摩動物公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.2万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +31.0％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 28.7 坪から +71.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 8.0 分 → 2020年 6.5 分、-18.8 ％と減少)
高幡不動駅 62.5 万/坪(昨年同期比 +10.6 ％)
高幡不動駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.5万円/坪(18.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +10.6％( +6.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2019年)に比べて +40.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 50.2 坪から +26.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 ％ → 2020年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.2 分 → 2020年 12.9 分、+40.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示