【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の都電荒川線 (三ノ輪橋駅~早稲田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +4.4%( +6.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて +38.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 55.4 坪 (昨年 31.6 坪から +75.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。熊野前駅、宮ノ前駅、小台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは宮ノ前駅で昨年に比べ +52.9 %、坪単価は 190 万円/坪となった。
上位 2 駅(宮ノ前駅、小台駅)は +52.6 %(坪単価 +53.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(荒川遊園地前駅、西ケ原四丁目駅)は -82.9 %(坪単価 -153.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 27.8 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 58.3 % → 2021年 55.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮ノ前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +52.9%( +65.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった荒川遊園地前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.2万円/坪(8.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -84.5%( -153.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
都電荒川線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
三ノ輪橋駅 | - | - | - |
荒川一中前駅 | - | - | 94.5万/坪 (10.6坪) |
荒川区役所前駅 | 86.6万/坪 (19.7坪) | 159万/坪 (33.3坪) | 107万/坪 (33.3坪) |
荒川二丁目駅 | 166万/坪 (35.3坪) | 154万/坪 (53.4坪) | 109万/坪 (24.2坪) |
荒川七丁目駅 | - | 220万/坪 (13.6坪) | - |
町屋駅前駅 | - | - | - |
町屋二丁目駅 | - | - | 151万/坪 (37.8坪) |
東尾久三丁目駅 | 58.7万/坪 (12.1坪) | - | - |
熊野前駅 | 119万/坪 (41.6坪) | 79.3万/坪 (15.1坪) | 143万/坪 (18.9坪) |
宮ノ前駅 | 190万/坪 (22.7坪) | 124万/坪 (12.1坪) | 120万/坪 (424坪) |
小台駅 | 122万/坪 (52.9坪) | 80.4万/坪 (16.6坪) | 134万/坪 (26.7坪) |
荒川遊園地前駅 | 28.2万/坪 (81.7坪) | 182万/坪 (60.5坪) | 132万/坪 (21.2坪) |
荒川車庫前駅 | - | - | - |
梶原駅 | - | - | 178万/坪 (19.7坪) |
栄町駅 | - | 134万/坪 (25.0坪) | - |
飛鳥山駅 | 183万/坪 (25.7坪) | - | - |
滝野川一丁目駅 | - | - | - |
西ケ原四丁目駅 | 35.6万/坪 (393坪) | 189万/坪 (33.3坪) | 191万/坪 (25.7坪) |
新庚申塚駅 | - | - | - |
庚申塚駅 | - | - | - |
巣鴨新田駅 | - | - | - |
向原駅 | - | - | - |
東池袋四丁目駅 | - | - | - |
都電雑司ケ谷駅 | - | - | - |
鬼子母神前駅 | - | - | - |
学習院下駅 | - | - | - |
面影橋駅 | - | - | - |
早稲田駅 | 298万/坪 (24.7坪) | - | 276万/坪 (29.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宮ノ前駅 189.5 万/坪(昨年同期比 +52.9 %)
宮ノ前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +52.9%( +65.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 12.1 坪から +87.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 1.0 分 → 2021年 2.0 分、+100.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
小台駅 122.5 万/坪(昨年同期比 +52.3 %)
小台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +52.3%( +42.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 16.6 坪から +218.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 66.7 %)
荒川遊園地前駅 28.2 万/坪(昨年同期比 -84.5 %)
荒川遊園地前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.2万円/坪(8.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -84.5%( -153.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 60.5 坪から +35.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 5.0 分、+66.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
西ケ原四丁目駅 35.6 万/坪(昨年同期比 -81.2 %)
西ケ原四丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.6万円/坪(10.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -81.2%( -153.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 33.3 坪から +1081.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.0 分 → 2021年 3.0 分、-62.5 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示