【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR上越線 (土樽駅～宮内駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +5.9％( +0.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2023年)に比べて -86.8％( -105件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 195.3 坪 (昨年 101.5 坪から +92.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。越後湯沢駅、八色駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは六日町駅で昨年に比べ -57.8 ％、坪単価は 2.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(五日町駅、浦佐駅)は +67.3 ％(坪単価 +0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(六日町駅、小出駅)は -47.5 ％(坪単価 -2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.8 分 → 2024年 18.8 分、-20.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 ％ → 2024年 12.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -20.2％( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -32.3％( -0.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR上越線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 土樽駅 | - | - | - |
| 越後中里駅 | - | - | - |
| 岩原スキー場前駅 | - | 1.9万/坪 (91.5坪) | 1.1万/坪 (46.9坪) |
| 越後湯沢駅 | 5.7万/坪 (144坪) | 5.8万/坪 (79.3坪) | 4.2万/坪 (112坪) |
| 石打駅 | - | 2.1万/坪 (70.6坪) | 3.4万/坪 (109坪) |
| 大沢駅 | 1.1万/坪 (545坪) | 1.6万/坪 (78.7坪) | - |
| 上越国際スキー場前駅 | - | - | 3.9万/坪 (44.4坪) |
| 塩沢駅 | - | 9.0万/坪 (56.0坪) | 1.6万/坪 (92.7坪) |
| 六日町駅 | 2.7万/坪 (514坪) | 6.5万/坪 (91.9坪) | 5.9万/坪 (108坪) |
| 五日町駅 | 3.0万/坪 (218坪) | 1.3万/坪 (149坪) | 2.7万/坪 (101坪) |
| 浦佐駅 | 5.1万/坪 (236坪) | 4.9万/坪 (125坪) | 4.6万/坪 (137坪) |
| 八色駅 | 2.0万/坪 (81.7坪) | 2.0万/坪 (65.0坪) | - |
| 小出駅 | 2.0万/坪 (292坪) | 3.2万/坪 (146坪) | 5.1万/坪 (92.8坪) |
| 越後堀之内駅 | - | 3.7万/坪 (181坪) | 3.2万/坪 (49.2坪) |
| 北堀之内駅 | - | - | - |
| 越後川口駅 | - | 0.03万/坪 (154坪) | - |
| 小千谷駅 | - | 6.0万/坪 (109坪) | 6.3万/坪 (116坪) |
| 越後滝谷駅 | - | - | 6.3万/坪 (63.5坪) |
| 宮内駅 | 11.4万/坪 (85.7坪) | 14.3万/坪 (72.6坪) | 9.5万/坪 (91.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
五日町駅 3.0 万/坪(昨年同期比 +131.6 ％)
五日町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +131.6％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 149.2 坪から +45.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 30.0 分 → 2024年 60.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
浦佐駅 5.1 万/坪(昨年同期比 +3.1 ％)
浦佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3.1％( +0.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 236.0 坪 (昨年 124.5 坪から +89.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.8 分 → 2024年 9.0 分、-70.7 ％と大きく減少)
六日町駅 2.7 万/坪(昨年同期比 -57.8 ％)
六日町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -57.8％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -93.8％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 514.3 坪 (昨年 91.9 坪から +459.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.6 分 → 2024年 30.0 分、+81.1 ％と大きく増加)
小出駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -37.2 ％)
小出駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -37.2％( -1.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -84.6％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 291.9 坪 (昨年 146.0 坪から +100.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 40.0 分 → 2024年 26.5 分、-33.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示