【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期のJR本四備讃線 (茶屋町駅~児島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -48.0%( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 149.0 坪 (昨年 94.2 坪から +58.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。木見駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木見駅で昨年に比べ +78.1 %、坪単価は 4.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(木見駅)は +78.1 %(坪単価 +1.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上の町駅)は -70.6 %(坪単価 -16.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 22.8 分 → 2023年 27.5 分、+20.8 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった茶屋町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -19.7%( -4.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +78.1%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて +1200.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR本四備讃線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
茶屋町駅 | 16.7万/坪 (116坪) | 20.8万/坪 (85.5坪) | 16.5万/坪 (41.2坪) |
植松駅 | - | 7.3万/坪 (65.0坪) | 8.0万/坪 (75.6坪) |
木見駅 | 4.3万/坪 (182坪) | 2.4万/坪 (206坪) | - |
上の町駅 | 6.8万/坪 (175坪) | 23.3万/坪 (133坪) | 5.4万/坪 (75.6坪) |
児島駅 | 9.7万/坪 (117坪) | 11.3万/坪 (93.6坪) | 14.4万/坪 (63.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
木見駅 4.3 万/坪(昨年同期比 +78.1 %)
木見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +78.1%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて +1200.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 181.6 坪 (昨年 205.7 坪から -11.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.0 分 → 2023年 28.0 分、+211.1 %と大きく増加)
上の町駅 6.8 万/坪(昨年同期比 -70.6 %)
上の町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -70.6%( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 133.1 坪から +31.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 22.0 分 → 2023年 30.0 分、+36.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示