【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の山陽新幹線 (新岩国駅～新下関駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -32.0％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 32 件(１年前(2021年)に比べて +14.3％( +4件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 110.8 坪 (昨年 108.5 坪から +2.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新山口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは厚狭駅で昨年に比べ +172.1 ％、坪単価は 5.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(厚狭駅)は +172.1 ％(坪単価 +3.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新下関駅)は -49.9 ％(坪単価 -7.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 28.8 分 → 2022年 34.2 分、+18.8 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +94.7％( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった厚狭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +172.1％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 山陽新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新岩国駅 | 5.8万/坪 (135坪) | - | 3.0万/坪 (363坪) |
| 徳山駅 | 11.7万/坪 (96.0坪) | 18.4万/坪 (74.1坪) | 16.5万/坪 (100坪) |
| 新山口駅 | 20.3万/坪 (114坪) | 10.5万/坪 (142坪) | 9.8万/坪 (96.8坪) |
| 厚狭駅 | 5.9万/坪 (82.9坪) | 2.2万/坪 (256坪) | 4.4万/坪 (113坪) |
| 新下関駅 | 7.3万/坪 (133坪) | 14.6万/坪 (92.0坪) | 21.8万/坪 (76.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
厚狭駅 5.9 万/坪(昨年同期比 +172.1 ％)
厚狭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +172.1％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.9 坪 (昨年 256.1 坪から -67.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 24.3 分 → 2022年 28.4 分、+16.7 ％と増加)
新下関駅 7.3 万/坪(昨年同期比 -49.9 ％)
新下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -49.9％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +10.0％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 133.2 坪 (昨年 92.0 坪から +44.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 19.0 分 → 2022年 32.5 分、+70.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示