この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の富山地方鉄道不二越線 (稲荷町駅～南富山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -7.0％( -0.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(１年前(2021年)に比べて -9.5％( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 71.8 坪 (昨年 77.6 坪から -7.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。栄町駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは不二越駅で昨年に比べ -25.7 ％、坪単価は 14.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(大泉駅)は +1.2 ％(坪単価 +0.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(不二越駅)は -25.7 ％(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 19.7 分 → 2022年 22.4 分、+13.7 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった不二越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -25.7％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -11.9％( -1.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 富山地方鉄道不二越線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 稲荷町駅 | - | - | 9.0万/坪 (75.6坪) |
| 栄町駅 | 10.0万/坪 (99.8坪) | 11.0万/坪 (132坪) | 10.9万/坪 (139坪) |
| 不二越駅 | 14.6万/坪 (69.6坪) | 19.6万/坪 (62.0坪) | 9.6万/坪 (94.3坪) |
| 大泉駅 | 10.9万/坪 (81.0坪) | 10.8万/坪 (57.2坪) | 12.2万/坪 (125坪) |
| 南富山駅 | 9.8万/坪 (59.4坪) | 11.2万/坪 (79.9坪) | 10.1万/坪 (69.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大泉駅 10.9 万/坪(昨年同期比 +1.2 ％)
大泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1.2％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.0 坪 (昨年 57.2 坪から +41.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 24.8 分 → 2022年 20.0 分、-19.4 ％と減少)
不二越駅 14.6 万/坪(昨年同期比 -25.7 ％)
不二越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.6万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -25.7％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 62.0 坪から +12.2 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示