【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR陸羽東線 (小牛田駅~中山平温泉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -31.9%( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 38 件(1年前(2023年)に比べて -61.6%( -61件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.9 坪 (昨年 150.5 坪から -42.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。塚目駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは陸前谷地駅で昨年に比べ -80.2 %、坪単価は 0.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(東大崎駅、北浦駅)は +591.7 %(坪単価 +2.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陸前谷地駅、西古川駅)は -63.5 %(坪単価 -2.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.0 % → 2024年 5.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 26.5 分 → 2024年 45.2 分、+70.7 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -15.7%( -1.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2023年)に比べて -76.6%( -49件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸前谷地駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.25万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -80.2%( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR陸羽東線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小牛田駅 | - | 3.5万/坪 (161坪) | 3.7万/坪 (146坪) |
北浦駅 | 4.8万/坪 (49.9坪) | 2.0万/坪 (175坪) | 2.2万/坪 (238坪) |
陸前谷地駅 | 0.8万/坪 (73.1坪) | 4.2万/坪 (183坪) | 1.6万/坪 (271坪) |
古川駅 | 7.4万/坪 (86.3坪) | 8.8万/坪 (146坪) | 7.8万/坪 (131坪) |
塚目駅 | 6.5万/坪 (97.6坪) | 6.9万/坪 (85.3坪) | 9.2万/坪 (100.0坪) |
西古川駅 | 2.4万/坪 (93.8坪) | 4.5万/坪 (146坪) | 4.7万/坪 (181坪) |
東大崎駅 | 2.5万/坪 (124坪) | 0.22万/坪 (365坪) | - |
西大崎駅 | - | 3.5万/坪 (424坪) | - |
岩出山駅 | 2.5万/坪 (39.3坪) | 3.6万/坪 (70.6坪) | 1.0万/坪 (19.7坪) |
有備館駅 | 4.7万/坪 (52.9坪) | - | - |
上野目駅 | - | - | - |
池月駅 | - | 2.4万/坪 (84.7坪) | - |
川渡温泉駅 | - | - | - |
鳴子御殿湯駅 | - | 0.6万/坪 (209坪) | 2.6万/坪 (84.7坪) |
鳴子温泉駅 | 1.7万/坪 (112坪) | 1.9万/坪 (103坪) | 2.4万/坪 (40.8坪) |
中山平温泉駅 | - | - | 0.5万/坪 (48.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東大崎駅 2.5 万/坪(昨年同期比 +1048.2 %)
東大崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +1048.2%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 364.5 坪から -66.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 47.0 分 → 2024年 20.0 分、-57.4 %と大きく減少)
北浦駅 4.8 万/坪(昨年同期比 +135.2 %)
北浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +135.2%( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 175.5 坪から -71.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 22.0 分 → 2024年 10.0 分、-54.5 %と大きく減少)
陸前谷地駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -80.2 %)
陸前谷地駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.25万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -80.2%( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 73.1 坪 (昨年 183.0 坪から -60.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 13.5 分 → 2024年 15.0 分、+11.1 %と増加)
西古川駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -46.7 %)
西古川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -46.7%( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて +42.9%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 146.1 坪から -35.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 30.0 分 → 2024年 96.0 分、+220.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示