【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の東北新幹線 (白石蔵王駅~くりこま高原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.0万円/坪(8.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +84.2%( +13.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 152 件(1年前(2021年)に比べて -17.8%( -33件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 149.1 坪 (昨年 134.8 坪から +10.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。仙台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは白石蔵王駅で昨年に比べ +397.0 %、坪単価は 8.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(白石蔵王駅)は +397.0 %(坪単価 +6.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(くりこま高原駅)は -5.9 %(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.5万円/坪(28.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +80.6%( +41.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2021年)に比べて -4.9%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったくりこま高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -5.9%( -0.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2021年)に比べて -5.8%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
東北新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
白石蔵王駅 | 8.0万/坪 (239坪) | 1.6万/坪 (93.8坪) | - |
仙台駅 | 92.5万/坪 (110坪) | 51.2万/坪 (127坪) | 61.0万/坪 (100坪) |
古川駅 | 7.8万/坪 (131坪) | 6.8万/坪 (136坪) | 8.3万/坪 (122坪) |
くりこま高原駅 | 3.1万/坪 (206坪) | 3.3万/坪 (139坪) | 2.6万/坪 (212坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
白石蔵王駅 8.0 万/坪(昨年同期比 +397.0 %)
白石蔵王駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +397.0%( +6.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 239.0 坪 (昨年 93.8 坪から +154.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 4.0 分、-86.7 %と大きく減少)
くりこま高原駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -5.9 %)
くりこま高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -5.9%( -0.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2021年)に比べて -5.8%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 206.4 坪 (昨年 139.3 坪から +48.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 69.5 分 → 2022年 62.4 分、-10.2 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示