【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の東北新幹線 (白石蔵王駅~くりこま高原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +194.2%( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(1年前(2021年)に比べて -27.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 137.1 坪 (昨年 121.2 坪から +13.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。くりこま高原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは仙台駅で昨年に比べ +266.6 %、坪単価は 136 万円/坪となった。
上位 1 駅(仙台駅)は +266.6 %(坪単価 +98.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古川駅)は -5.1 %(坪単価 -0.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 60.7 分 → 2022年 45.2 分、-25.4 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +266.6%( +98.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -22.2%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったくりこま高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +39.1%( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
東北新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
白石蔵王駅 | 8.0万/坪 (239坪) | - | - |
仙台駅 | 136万/坪 (79.9坪) | 37.0万/坪 (121坪) | 142万/坪 (84.4坪) |
古川駅 | 6.0万/坪 (163坪) | 6.4万/坪 (110坪) | 9.3万/坪 (91.3坪) |
くりこま高原駅 | 3.4万/坪 (140坪) | 2.4万/坪 (140坪) | 3.1万/坪 (205坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
仙台駅 135.5 万/坪(昨年同期比 +266.6 %)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +266.6%( +98.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -22.2%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.9 坪 (昨年 121.4 坪から -34.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 83.9 分 → 2022年 41.9 分、-50.1 %と大きく減少)
古川駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -5.1 %)
古川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -5.1%( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて -52.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 163.2 坪 (昨年 109.5 坪から +49.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 37.3 分 → 2022年 30.0 分、-19.6 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示