物件種別
対象路線
調査期間
土地
2022年第1四半期
2022年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2022年1月〜3月期の大阪モノレール (蛍池駅門真市駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.1万円/坪(20.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +34.6%( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2021年)に比べて -29.4%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 113.2 坪 (昨年 90.8 坪から +24.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。千里中央駅大日駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは沢良宜駅で昨年に比べ +121.6 %、坪単価は 75.8 万円/坪となった。

上位 1 駅(沢良宜駅)は +121.6 %(坪単価 +41.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山田駅)は -25.7 %(坪単価 -19.1 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 21.4 分 → 2022年 26.8 分、+25.3 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.9 % → 2022年 4.2 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった千里中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.9万円/坪(26.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +50.1%( +28.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった蛍池駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.0万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -12.3%( -6.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

大阪モノレール(沿線・駅ごとの土地について)
大阪モノレール現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
蛍池駅44.0万/坪
(38.6坪)
50.2万/坪
(120坪)
62.7万/坪
(21.9坪)
柴原阪大前駅---
少路駅-89.7万/坪
(42.4坪)
89.9万/坪
(75.6坪)
千里中央駅85.9万/坪
(111坪)
57.3万/坪
(61.8坪)
57.8万/坪
(78.5坪)
山田駅55.2万/坪
(173坪)
74.2万/坪
(56.2坪)
80.4万/坪
(66.6坪)
万博記念公園駅---
宇野辺駅---
南茨木駅-41.3万/坪
(72.6坪)
65.6万/坪
(35.9坪)
沢良宜駅75.8万/坪
(107坪)
34.2万/坪
(43.9坪)
97.2万/坪
(25.7坪)
摂津駅---
南摂津駅-19.0万/坪
(131坪)
22.0万/坪
(99.8坪)
大日駅60.4万/坪
(120坪)
34.7万/坪
(48.4坪)
50.4万/坪
(53.9坪)
門真市駅-23.3万/坪
(215坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

沢良宜駅75.8 万/坪(昨年同期比 +121.6 %)

沢良宜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.8万円/坪(22.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +121.6%( +41.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 107.4 坪 (昨年 43.9 坪から +144.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 11.0 分、-63.3 %と大きく減少)

山田駅55.2 万/坪(昨年同期比 -25.7 %)

山田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.2万円/坪(16.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -25.7%( -19.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 173.2 坪 (昨年 56.2 坪から +208.3 %増)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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