【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期のJR豊肥本線 (大分駅～豊後荻駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +17.6％( +3.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 28 件(１年前(2023年)に比べて -3.4％( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.5 坪 (昨年 134.4 坪から -34.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。大分大学前駅、中判田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは中判田駅で昨年に比べ +34.4 ％、坪単価は 13.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(中判田駅)は +34.4 ％(坪単価 +3.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大分駅)は -56.5 ％(坪単価 -54.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.3 分 → 2024年 18.9 分、-33.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.4 ％ → 2024年 3.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -56.5％( -54.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて +125.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった敷戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -54.7％( -13.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR豊肥本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大分駅 | 41.8万/坪 (59.8坪) | 96.1万/坪 (188坪) | 32.5万/坪 (102坪) |
| 滝尾駅 | 21.7万/坪 (91.1坪) | 21.1万/坪 (97.8坪) | 12.3万/坪 (92.9坪) |
| 敷戸駅 | 11.1万/坪 (126坪) | 24.5万/坪 (169坪) | 18.7万/坪 (69.1坪) |
| 大分大学前駅 | 17.7万/坪 (81.7坪) | 14.2万/坪 (197坪) | - |
| 中判田駅 | 13.5万/坪 (99.8坪) | 10.0万/坪 (98.3坪) | 10.6万/坪 (142坪) |
| 竹中駅 | - | - | 7.4万/坪 (72.6坪) |
| 犬飼駅 | - | 0.9万/坪 (78.7坪) | 2.4万/坪 (69.6坪) |
| 菅尾駅 | - | 0.07万/坪 (363坪) | 5.7万/坪 (424坪) |
| 三重町駅 | - | 6.5万/坪 (135坪) | 3.8万/坪 (186坪) |
| 豊後清川駅 | - | - | - |
| 緒方駅 | - | - | - |
| 朝地駅 | - | - | - |
| 豊後竹田駅 | - | 0.5万/坪 (111坪) | 3.9万/坪 (63.5坪) |
| 玉来駅 | - | 4.7万/坪 (87.7坪) | 2.1万/坪 (75.6坪) |
| 豊後荻駅 | - | 0.10万/坪 (96.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中判田駅 13.5 万/坪(昨年同期比 +34.4 ％)
中判田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.5万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +34.4％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 98.3 坪から +1.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.5 分 → 2024年 23.6 分、+43.0 ％と大きく増加)
大分駅 41.8 万/坪(昨年同期比 -56.5 ％)
大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -56.5％( -54.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて +125.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 59.8 坪 (昨年 187.6 坪から -68.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.0 分 → 2024年 23.0 分、+21.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示