【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR川越線 (大宮駅~高麗川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.5万円/坪(16.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +3.5%( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2023年)に比べて -66.3%( -61件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 98.2 坪 (昨年 157.2 坪から -37.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 2 駅(高麗川駅、大宮駅)は -13.0 %(坪単価 -24.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(指扇駅、川越駅)は -72.6 %(坪単価 -37.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.9 分 → 2024年 37.2 分、+49.1 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 3.3 % → 2024年 3.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -30.8%( -50.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -15.4%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笠幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -40.9%( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -96.8%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR川越線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大宮駅 | 114万/坪 (61.6坪) | 165万/坪 (88.0坪) | 118万/坪 (68.1坪) |
日進駅 | - | - | 79.7万/坪 (74.1坪) |
西大宮駅 | 26.5万/坪 (53.7坪) | 43.7万/坪 (60.8坪) | 46.9万/坪 (91.6坪) |
指扇駅 | 9.0万/坪 (28.7坪) | 51.2万/坪 (58.5坪) | 29.3万/坪 (112坪) |
南古谷駅 | 14.3万/坪 (151坪) | 22.2万/坪 (133坪) | 20.6万/坪 (87.7坪) |
川越駅 | 19.4万/坪 (174坪) | 52.4万/坪 (140坪) | 29.0万/坪 (120坪) |
西川越駅 | 23.1万/坪 (60.5坪) | - | 20.2万/坪 (81.7坪) |
的場駅 | 26.4万/坪 (15.1坪) | 46.3万/坪 (30.3坪) | 32.4万/坪 (129坪) |
笠幡駅 | 5.0万/坪 (151坪) | 8.4万/坪 (311坪) | 10.8万/坪 (175坪) |
武蔵高萩駅 | - | 12.6万/坪 (175坪) | 12.2万/坪 (135坪) |
高麗川駅 | 23.1万/坪 (53.7坪) | 22.0万/坪 (86.8坪) | 29.3万/坪 (56.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高麗川駅 23.1 万/坪(昨年同期比 +4.8 %)
高麗川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.1万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +4.8%( +1.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 86.8 坪から -38.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.0 分 → 2024年 14.0 分、-22.2 %と大きく減少)
大宮駅 113.9 万/坪(昨年同期比 -30.8 %)
大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -30.8%( -50.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -15.4%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 61.6 坪 (昨年 88.0 坪から -30.0 %減)。
指扇駅 9.0 万/坪(昨年同期比 -82.3 %)
指扇駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -82.3%( -42.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 58.5 坪から -50.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.7 分 → 2024年 15.0 分、-30.8 %と大きく減少)
川越駅 19.4 万/坪(昨年同期比 -62.9 %)
川越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -62.9%( -33.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 174.2 坪 (昨年 140.5 坪から +24.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.2 % → 2024年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 38.5 分 → 2024年 80.8 分、+110.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示