【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期の東武日光線 (東武動物公園駅~柳生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +68.6%( +7.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(1年前(2019年)に比べて +24.2%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.3 坪 (昨年 165.1 坪から -58.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東武動物公園駅、幸手駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東武動物公園駅で昨年に比べ +93.5 %、坪単価は 26.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(東武動物公園駅、幸手駅)は +84.6 %(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新古河駅、杉戸高野台駅)は -79.0 %(坪単価 -9.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.3 分 → 2020年 14.7 分、-23.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 6.1 % → 2020年 24.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東武動物公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +93.5%( +12.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2019年)に比べて +69.2%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新古河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -83.1%( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
東武日光線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東武動物公園駅 | 26.2万/坪 (36.6坪) | 13.5万/坪 (201坪) | 16.4万/坪 (75.9坪) |
杉戸高野台駅 | 5.5万/坪 (81.7坪) | 22.0万/坪 (99.8坪) | 15.7万/坪 (169坪) |
幸手駅 | 8.5万/坪 (91.1坪) | 4.8万/坪 (256坪) | 9.2万/坪 (90.0坪) |
南栗橋駅 | 11.7万/坪 (182坪) | 10.7万/坪 (60.5坪) | 11.5万/坪 (98.8坪) |
栗橋駅 | 9.2万/坪 (94.6坪) | 9.4万/坪 (134坪) | 8.3万/坪 (132坪) |
新古河駅 | 0.6万/坪 (290坪) | 3.5万/坪 (31.8坪) | 4.1万/坪 (168坪) |
柳生駅 | 1.3万/坪 (46.9坪) | - | 2.5万/坪 (112坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東武動物公園駅 26.2 万/坪(昨年同期比 +93.5 %)
東武動物公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +93.5%( +12.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2019年)に比べて +69.2%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 36.6 坪 (昨年 200.9 坪から -81.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.4 分 → 2020年 8.8 分、-54.7 %と大きく減少)
幸手駅 8.5 万/坪(昨年同期比 +75.8 %)
幸手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +75.8%( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 91.1 坪 (昨年 256.1 坪から -64.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 16.0 分 → 2020年 19.4 分、+21.2 %と大きく増加)
新古河駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -83.1 %)
新古河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -83.1%( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 290.4 坪 (昨年 31.8 坪から +814.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.0 分 → 2020年 18.0 分、+20.0 %と大きく増加)
杉戸高野台駅 5.5 万/坪(昨年同期比 -75.0 %)
杉戸高野台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -75.0%( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 99.8 坪から -18.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 16.0 分、+300.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示