この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のつくばエクスプレス線 (八潮駅~三郷中央駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.4万円/坪(15.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +31.1%( +12.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 150.7 坪 (昨年 85.9 坪から +75.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。八潮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八潮駅で昨年に比べ +46.9 %、坪単価は 56.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(八潮駅)は +46.9 %(坪単価 +18.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三郷中央駅)は +11.8 %(坪単価 +5.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった八潮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.5万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +46.9%( +18.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三郷中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.7万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +11.8%( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
つくばエクスプレス線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
八潮駅 | 56.5万/坪 (177坪) | 38.5万/坪 (89.6坪) | 56.8万/坪 (107坪) |
三郷中央駅 | 47.7万/坪 (121坪) | 42.7万/坪 (79.0坪) | 28.2万/坪 (79.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八潮駅 56.5 万/坪(昨年同期比 +46.9 %)
八潮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.5万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +46.9%( +18.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 177.0 坪 (昨年 89.6 坪から +97.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 22.5 分 → 2022年 19.9 分、-11.5 %と減少)
三郷中央駅 47.7 万/坪(昨年同期比 +11.8 %)
三郷中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.7万円/坪(14.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +11.8%( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 121.2 坪 (昨年 79.0 坪から +53.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.8 分 → 2022年 21.4 分、+27.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示