【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期のJR日高本線 (苫小牧駅～鵡川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.5万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +25.8％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 108.6 坪 (昨年 95.5 坪から +13.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。苫小牧駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは苫小牧駅で昨年に比べ +12.5 ％、坪単価は 15.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(苫小牧駅)は +12.5 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(勇払駅)は -69.7 ％(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 19.9 分 → 2023年 27.2 分、+37.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 5.9 ％ → 2023年 5.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった苫小牧駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +12.5％( +1.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +20.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった勇払駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -69.7％( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR日高本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 苫小牧駅 | 15.2万/坪 (93.4坪) | 13.5万/坪 (104坪) | 13.1万/坪 (96.5坪) |
| 勇払駅 | 0.3万/坪 (154坪) | 1.0万/坪 (62.0坪) | - |
| 浜厚真駅 | - | - | - |
| 鵡川駅 | 1.9万/坪 (147坪) | 2.1万/坪 (90.4坪) | 0.6万/坪 (204坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
苫小牧駅 15.2 万/坪(昨年同期比 +12.5 ％)
苫小牧駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +12.5％( +1.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +20.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 93.4 坪 (昨年 104.2 坪から -10.4 ％減)。
勇払駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -69.7 ％)
勇払駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -69.7％( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 154.3 坪 (昨年 62.0 坪から +148.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.5 分 → 2023年 13.5 分、+42.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示