【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の阪神なんば線 (尼崎駅~大物駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.9万円/坪(23.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +33.8%( +19.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて +85.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.3 坪 (昨年 72.0 坪から -12.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。尼崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは尼崎駅で昨年に比べ +47.2 %、坪単価は 78.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(尼崎駅)は +47.2 %(坪単価 +25.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大物駅)は -34.8 %(坪単価 -21.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.9 分 → 2022年 9.5 分、+20.4 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尼崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.9万円/坪(23.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +47.2%( +25.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大物駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -34.8%( -21.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪神なんば線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
尼崎駅 | 78.9万/坪 (67.3坪) | 53.6万/坪 (53.7坪) | 62.7万/坪 (99.4坪) |
大物駅 | 39.7万/坪 (15.1坪) | 60.9万/坪 (96.3坪) | 51.7万/坪 (34.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
尼崎駅 78.9 万/坪(昨年同期比 +47.2 %)
尼崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.9万円/坪(23.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +47.2%( +25.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 67.3 坪 (昨年 53.7 坪から +25.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.8 分 → 2022年 9.8 分、+25.8 %と大きく増加)
大物駅 39.7 万/坪(昨年同期比 -34.8 %)
大物駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -34.8%( -21.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 96.3 坪から -84.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 8.0 分 → 2022年 6.0 分、-25.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示