【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の阪神なんば線 (尼崎駅～大物駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +9.9％( +5.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2019年)に比べて +8.3％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 46.6 坪から -1.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。尼崎駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは尼崎駅で昨年に比べ +10.7 ％、坪単価は 68.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(尼崎駅)は +10.7 ％(坪単価 +6.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大物駅)は -5.4 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 18.2 分 → 2020年 9.5 分、-47.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 ％ → 2020年 7.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尼崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.4万円/坪(20.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +10.7％( +6.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2019年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大物駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -5.4％( -3.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 阪神なんば線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 尼崎駅 | 68.4万/坪 (49.2坪) | 61.8万/坪 (39.8坪) | 74.7万/坪 (80.2坪) |
| 大物駅 | 53.2万/坪 (28.7坪) | 56.2万/坪 (62.5坪) | 46.8万/坪 (40.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
尼崎駅 68.4 万/坪(昨年同期比 +10.7 ％)
尼崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.4万円/坪(20.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +10.7％( +6.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2019年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 39.8 坪から +23.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 20.7 分 → 2020年 9.7 分、-52.9 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 ％ → 2020年 9.1 ％)
大物駅 53.2 万/坪(昨年同期比 -5.4 ％)
大物駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -5.4％( -3.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 62.5 坪から -54.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 11.0 分 → 2020年 8.5 分、-22.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示