【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の神戸市海岸線 (新長田駅～中央市場前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.7万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -4.8％( -2.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +140.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.5 坪 (昨年 46.0 坪から +27.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(苅藻駅)は -56.7 ％(坪単価 -18.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(駒ケ林駅)は -87.6 ％(坪単価 -45.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.6 分 → 2021年 5.2 分、-30.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 ％ → 2021年 50.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった苅藻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -56.7％( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった駒ケ林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -87.6％( -45.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 神戸市海岸線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新長田駅 | - | 78.1万/坪 (18.2坪) | 83.7万/坪 (22.7坪) |
| 駒ケ林駅 | 6.4万/坪 (12.1坪) | 51.9万/坪 (10.6坪) | - |
| 苅藻駅 | 14.0万/坪 (24.2坪) | 32.5万/坪 (172坪) | - |
| 御崎公園駅 | 75.7万/坪 (66.6坪) | - | - |
| 和田岬駅 | 41.6万/坪 (35.3坪) | - | 57.4万/坪 (42.7坪) |
| 中央市場前駅 | 68.6万/坪 (160坪) | - | 89.0万/坪 (120坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
苅藻駅 14.0 万/坪(昨年同期比 -56.7 ％)
苅藻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -56.7％( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 172.4 坪から -86.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.0 分 → 2021年 10.0 分、-37.5 ％と大きく減少)
駒ケ林駅 6.4 万/坪(昨年同期比 -87.6 ％)
駒ケ林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -87.6％( -45.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 12.1 坪 (昨年 10.6 坪から +14.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 5.0 分、+66.7 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示