【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の山陽新幹線 (新神戸駅～相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.3万円/坪(10.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +13.2％( +4.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 54 件(１年前(2020年)に比べて +1.9％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 84.1 坪から +5.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。姫路駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは姫路駅で昨年に比べ +29.7 ％、坪単価は 35.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(姫路駅)は +29.7 ％(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相生駅)は +1.0 ％(坪単価 +0.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 33.2 分 → 2021年 29.1 分、-12.5 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西明石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.1万円/坪(15.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +4.6％( +2.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +1.0％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 山陽新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新神戸駅 | - | 184万/坪 (81.7坪) | 61.7万/坪 (22.7坪) |
| 西明石駅 | 51.1万/坪 (112坪) | 48.9万/坪 (55.4坪) | 45.2万/坪 (55.6坪) |
| 姫路駅 | 35.9万/坪 (87.4坪) | 27.7万/坪 (89.3坪) | 26.0万/坪 (93.1坪) |
| 相生駅 | 11.3万/坪 (71.7坪) | 11.2万/坪 (71.4坪) | 15.6万/坪 (105坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
姫路駅 35.9 万/坪(昨年同期比 +29.7 ％)
姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.9万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +29.7％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(１年前(2020年)に比べて +7.5％( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 87.4 坪 (昨年 89.3 坪から -2.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 37.8 分 → 2021年 32.6 分、-13.7 ％と減少)
相生駅 11.3 万/坪(昨年同期比 +1.0 ％)
相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +1.0％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 71.7 坪 (昨年 71.4 坪から +0.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 22.7 分 → 2021年 13.6 分、-40.1 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示