【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期のJR琵琶湖線 (山科駅～京都駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.4万円/坪(19.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -46.3％( -56.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 70.8 坪 (昨年 74.4 坪から -4.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(山科駅)は -36.6 ％(坪単価 -33.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京都駅)は -47.2 ％(坪単価 -86.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 20.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.8 分 → 2021年 9.4 分、+20.0 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.2万円/坪(29.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -47.2％( -86.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山科駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.4万円/坪(17.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -36.6％( -33.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| JR琵琶湖線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 山科駅 | 57.4万/坪 (63.5坪) | 90.6万/坪 (64.3坪) | 75.8万/坪 (55.0坪) |
| 京都駅 | 97.2万/坪 (99.8坪) | 184万/坪 (94.5坪) | 114万/坪 (62.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山科駅 57.4 万/坪(昨年同期比 -36.6 ％)
山科駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.4万円/坪(17.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -36.6％( -33.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 64.3 坪から -1.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 10.8 分、+53.6 ％と大きく増加)
京都駅 97.2 万/坪(昨年同期比 -47.2 ％)
京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.2万円/坪(29.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -47.2％( -86.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 94.5 坪から +5.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.5 分 → 2021年 4.0 分、-57.9 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示