【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の叡山電鉄本線 (出町柳駅～八瀬比叡山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.5万円/坪(29.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +55.7％( +34.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2021年)に比べて +150.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 41.1 坪 (昨年 72.2 坪から -43.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。出町柳駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは出町柳駅で昨年に比べ +7.0 ％、坪単価は 105 万円/坪となった。
上位 1 駅(出町柳駅)は +7.0 ％(坪単価 +6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(元田中駅)は -19.0 ％(坪単価 -22.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 22.8 分 → 2022年 10.1 分、-55.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった出町柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +7.0％( +6.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった元田中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.0万円/坪(28.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -19.0％( -22.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 叡山電鉄本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 出町柳駅 | 105万/坪 (46.1坪) | 98.1万/坪 (46.9坪) | 173万/坪 (45.4坪) |
| 元田中駅 | 95.0万/坪 (28.2坪) | 117万/坪 (93.8坪) | 76.4万/坪 (23.4坪) |
| 茶山・京都芸術大学駅 | 114万/坪 (60.5坪) | - | 87.7万/坪 (69.6坪) |
| 一乗寺駅 | - | - | 80.7万/坪 (103坪) |
| 修学院駅 | - | 31.0万/坪 (48.4坪) | 79.1万/坪 (59.7坪) |
| 宝ケ池駅 | 101万/坪 (34.8坪) | - | 81.0万/坪 (46.9坪) |
| 三宅八幡駅 | 55.5万/坪 (46.9坪) | - | - |
| 八瀬比叡山口駅 | - | 4.0万/坪 (99.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
出町柳駅 104.9 万/坪(昨年同期比 +7.0 ％)
出町柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +7.0％( +6.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 46.9 坪から -1.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 15.0 分 → 2022年 12.0 分、-20.0 ％と大きく減少)
元田中駅 95.0 万/坪(昨年同期比 -19.0 ％)
元田中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.0万円/坪(28.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -19.0％( -22.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 28.2 坪 (昨年 93.8 坪から -69.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 12.0 分、+300.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示